ハロショ千夜一夜第四十三回「九位一体展をより楽しむ為に」

15日19時から、ハロプロショップ秋葉原店でのハロプロ千夜一夜第四十三回 「九位一体展をより楽しむ為に」の一回目に参戦しました。
去年のアンジュルムのコンサート「九位一体」がどのようにして作られたのかをまとめた特別展で、アンジュルムリーダーにしてハロプロリーダーの和田彩花持ち込み企画。
パネルの構成的に、美術館の特別展みたいだったので、あやちょの学芸員ごっこかと思いきや、「私たちはリハーサルから参加だから、その前がどうなっているのか知りたく、皆さんも興味あるだろうと思って」という意図からのものでした。
しかし、流石は大学にいって学芸員の勉強をしたあやちょだけあり、パワポで資料まとめたり、原案やその為に必要な事務所の資料を要求する書類を書いてマネージャーに送ったりし、パネルも空き時間にハロショに来て作成という、普通に企業でも通じる仕事をしてました。
いや、あやちょと同じ22歳だと、仕様書書きをする社会人すら少なく、より上流工程の企画や資料取り揃えて纏めることが出来るのなんて稀も稀かと。
嗣永桃子は中学生にしてそれをやったという話だが…。

ももちの話を出したついでです。
このイベントはハロプロショップ大阪店にもネット放送されてました。
ももちは大阪をいじり倒していたそうですが、あやちょもまた大阪に対し反応しまくり(笑)。
今迄は放送と言いつつ、相手の反応が見えてなかったのに、今回は双方向で相手の様子も見えた為、ご機嫌でいじってました。

トークに戻ります。
まず「何をしたいか」でコンサートが考えられるそうです。
九位一体の場合は、9人の力を一つに結集するもので、そこから考えられたステージデザインは「インディジョーズ クリスタルスカル」のラストの見せ場の、光が集中するシーンがモチーフだったそうです。
あやちょは後から実は…と知らされ、ビックリしたと言ってました。
そこから会議で、「人数が多いから段差は欲しい」→「柱のデザインがイメージと違う」→「およそ良いが、人数が多いから出入りをスムースにする為にゲートは3つにする」等と変わっていったそうです。
ステージのデザインが最終確定した時、ステージに描かれた魔法陣がサークルから九角形に改まり、それに伴ってアンジュルムメンバーの立ち位置が、九角の頂点部分になるという、パフォーマンスの変化も引き起こされたそうです。
メンバーがリハーサルしてる時でも、スタッフは何かを感じると集まってその場で打ち合わせをし、変更が加わることがあるそうです。
第一回の打ち合わせが3月で、ステージの最終確定は4月18日、あやちょたちはその一週間前から振り付け覚えリハーサル開始、5月1日は本番初日。
ギリギリまで会議し、急いで作り上げてるそうです。
さらに、コンサートが始まり、観客の反応や客席の見え方で、トークで稼ぐ着替え時間なんかの見直しや振り付けの調整が入り、時には曲が減らされる時もあるそうです。
あやちょ曰く「皆さんもライブを作っているんです」。

スタッフの仕事の次はアンジュルムの仕事。
九位一体のメドレーは、ホールツアーはあやちょが、武道館公演はここで卒業の田村芽実がセットリストを組んだそうです。
意図を持ってのメンバー構成をしてました。
次に、リハーサル風景を定点カメラで記録したものを紹介。
毎回記録し、メンバーで見て出来てないとこを直したりしてる資料です。
ここで紹介された1個目は、佐々木莉佳子の声が裏返ったNGもの。
2個目は、リハーサルにも関わらず感極まったあやちょが泣いてしまい、すると釣られてスタッフまで号泣してしまったのが映り込んだものでした。
この映像の前、普段泣かない癖に、変なとこで感極まって泣く竹内朱莉をあやちょは批難してましたが、リハーサルで泣いてスタッフまで巻き込んだあやちょは
「竹内さんの事をどうこう言えない」
と言われてました(笑)。

質問コーナー。
武道館だと気持ちは変わるか?という質問に、本質的には変わらない、お客さんの前でやることやるだけ、と答えるあやちょ。
それでも、やはりライブハウスとは人数も違うし、目をやる角度も違うから、そういうのは武道館ならでは、になるそうです。

「今回のツアーは九位一体を超える」という自信の根拠は?という質問に対するあやちょの回答。
九位一体は確かに最高の出来だった、しかし後でコンサート映像を観ると、武道館だからって硬くなって無表情な自分がいたり、全然出来てないとこが多く見られた。
一年あれば人間結構成長する。
前回出来てないとこが今回出来るから、ハードルは高いけど九位一体は超えられる。

九位一体と今回の公演の違うとこは?という質問へのあやちょの回答。
まず笠原桃奈がいる。
次に誰も卒業しない。
誰か卒業だと、皆がそのメンバーの為に、ってなるけど、今回それが無いからかっさー含めたアンジュルムそのものを見つめたコンサートになる、とのことでした。

中々聞き応えのあるトークイベントでした。
そうではありますが、あやちょは終始楽しそうに語ってました。
約一時間でイベント終了。
僕は一回目だけで帰宅。
その前に、5月15日の武道館公演のチケットをハロショで買いました。
…仕事の進捗や、平日休めるかの調整で、FCチケット取ってなかったもので。
それで退場が遅くなったのですが、それで偶然昼14時からトークイベントした神谷さんサマンサさんと帰りのエレベーターが一緒になりました。
彼等も控え室で聞いてたようで、あやちょ楽しそうだったね、とか感想を語ってました。
以上!