機動戦士ガンダムSEED Destiny 補完版

 深夜にやっていて、見ました。言葉足らずな部分は確かに補完されていましたね。
それだけですけど。なんといってもあの作品、致命的なまでに主人公が前作主人公たちに
圧倒されているという欠点があり、それをどうにかしない限り不満はなくならないかと。
愚痴ばかり書いていても意味ないので、良かった点を。
「どんなに吹き飛ばされようと、僕たちは花を植え続ける。それが僕たちの戦いだ」
レギュラー版最終回で「戦う覚悟はある」だけだった部分の受けですね。
主張や偽善性を言うのもアレですが、殺人を放棄した主人公が「戦う」なら武力以外という
テーゼをぶち上げたのは話としてはいいのではないでしょうか。これなら、
「一緒に戦おう」
と手を差し伸べて、あのルサンチマンだらけの主人公シン・アスカとも握手できるかと
(まあ、そんなに簡単ではないと思いますが、所詮アニメだし)。
「まだ難しいかな?」
「よろしくお願いします」
あの場面は、この作品としては良かった部分かと(シンの怨み辛みっぷりに辟易してたので)。