我らジャンヌ」観劇1回目

サンシャイン劇場での劇団ゲキハロ最終公演「我らジャンヌ」を見ました。
僕は1回目。
3回見たらハイタッチとか出来ます。
 
舞台は1436年、ジャンヌ・ダルクが処刑されてから5年後のフランス・メスの町。
劇開演前に、百年戦争の解説をしてました。
劇中でも、国王シャルル7世派のアルマニャック派と、イングランドについたブルゴーニュ派の説明がありました。
世界史やってない人間には難しい設定ですかね?
 
最後の方、広げた風呂敷の畳み方がやや強引だったり、あれ海軍の提督服じゃね?と思ったり、歌でやや雑なとこが聞こえたりはしましたが、ミュージカルとしてきちんとなっていたと思います。
僕は散々「史実」「史実」と書きますが、史実がアイドルミュージカルの全てではないですしね。
 
ネタバレはなるべくせずに。
三億円少女」でも思いました「雅ちゃん、出るの遅っ!」と(笑)。
なんで彼女はああいう尖った役で、出番遅いんだろ。
ルイーダの酒場、じゃなくてビアンカの酒場でのたくってる花山馨みたいなのを解放軍に入れたら強いぞ(笑)。
眼鏡でポニーテールのももちも良いぞ。
紫光の…じゃなくて、独眼龍…じゃなくて、夏侯惇みたいな佐紀ちゃん千奈美、女性役だったのね。
てっきりイングランドの部将かと思ってました。
 
また別の回見ますし、感想は見る毎にチョコチョコ書いていきます。
 
 
 
 
 
さて、フランスもイングランドもロングソードと槍で戦ってましたが、百年戦争はそういう戦は少ないです。
イングランド→高所に陣取って、馬防柵作り、後ろから長弓をガンガン射てくる。
フランス→騎士道精神がかけらもないジャンヌ・ダルクが砲兵を集中運用する→これは使えると思ったリッシュモン元帥が火砲を使い、射程距離的に逆転する
 
こんな感じ。
戦争はシステムですから、フランス軍はよりシステマチックになってイングランドを撃退します。
ではジャンヌ・ダルクの出番はもう必要ないかと言うと、なんだかんだで劇よりはマシだろうが、イングランド支配地域は暴政を強いられていて(元々のイングランド領ノルマンディーやアキテーヌも)、反イングランド戦線が出来ていましたから、そういうのの象徴としては必要だったかもしれません。