かにょんブログをネタにしてみる

【今日の粒やき】
 

 

 

赤鼻のトナカイの
【でもその年のクリスマスの日】
という歌詞を


【デモッソの都市のクリスマスの日】だと
長い間思いこんでいましたιι(+_+)

ではデモッソの都市について説明を。

デモッソ
デモッソ(Δεμοθθα)は古代ギリシャの都市。名は市民(デーモス)に由来する。
紀元前2000年頃、トルコの地中海近く(現在のパタラ(Patara)周辺)に
アイオリス人(エオリア人またはアカイア人)によって建国された。
同時期のギリシャの都市が、全て王によって支配されているのに対し、既に市民による
直接民主制が敷かれていたとされる。多くの都市に見られる神殿も見つかっていない。
他の都市には見られない特徴として、トナカイの角などの北方の産物が多く出土するため、
黒海を通じて北欧周辺にまで通商圏が拡大していたものと考えられる。
イリアス』、『アイティオピス』及び『アイアース(Aias)』によると、
神殿を作らない態度にギリシャの神々は怒り、女神エリスの画策からトロイア戦争
巻き込まれ、トロイアに味方した為にギリシャの英雄アキレウスによって滅ぼされたとされる。
紀元前1200年頃の地層からは、火災の跡が見つかっているため、なんらかの戦争によって
滅亡したと考えられるが、考古学的な研究は進んでいない。
神話によると、デモッソの軍はギリシャ連合軍に夜襲をかけて一度は撃退している。
その際に鼻を赤く染色して同士討ちを避けたことと、多く出土するトナカイの骨器が
結びついて、「赤鼻のトナカイ」伝説が生まれたとされる。


後年、この都市からサンタクロースのモデルとなった聖ニコラスが出たことから、
「デモッソの都市のクリスマスの日」には奇跡が起こると、多くの人に信じられている。
(参照:赤鼻のトナカイ伝説)




赤鼻のトナカイ伝説:
暗い夜道で大きな荷物を持ったまま迷っていると、どこからともなく赤鼻のトナカイが
現れて、目的地まで案内するとされている。この際、子供をみかけたならば荷物の中から
プレゼントしないとならず、これをしないと煙突に落とされ、焼き殺されるとされる。
一方、野営中の軍隊が赤鼻のトナカイを見つけた場合は、赤鼻から出た炎によって
焼かれるとされ、不吉の前兆とされる。この伝説は遠く中国・日本にまで広がり、
斉の田丹や木曽義仲の「火牛の計」はこの伝説にヒントを得たとされる。

以上、太公望書林刊行書籍「ギリシャ神話に見る現代人への教訓」より引用(笑)。