フランス大統領選挙、勝手予想

ののの回復を祈念しつつ、全く関係ない時事ネタを(発作)。
フランス大統領選挙の第一回投票の結果、以下のような得票率が出ました。
ニコラ・サルコジ国民運動連合(右派)):31.1%
・セゴレーヌ・ロワイヤル(社会党(左派)):25.8%
・フランソワ・バイル(民主連合(中道)):18.5%
・ジャンマリー・ル=ペン(国民戦線(極右)):10.5%
ル=ペンの得票率を過去から遡って見てみると、
1988年:14.4%→1995年:15.2%→2002年:17%→2007年:10.5%
これを極右人気も収束したと見るかどうか、まだ判断材料が少なくて断言しかねます。
まあ、既存の政権(左派か右派か)への不満の受け皿として、
中道という選択肢が入ったことは大きいでしょうね。前回の選挙で
「極右が決戦投票に進んだ!」と騒ぎ、シラク大統領に82%もの票を入れたのが
効いているかもしれません(次は同じことを繰り返さない)。
とはいえ、移民問題は根深い問題なので、国民戦線がこのまま凋落することも
ないと思います。サルコジが今は受け皿になっていることも考えられます。
さて、素人予想。
ケース1:ル=ペン票がサルコジに流れ、バイル票がロワイヤルに2、サルコジに1の
 割合で流れ、残った票が半分ずつ別れると仮定
 →サルコジ:54.8% ロワイタル:45.2% でサルコジの勝利。
ケース2:ル=ペンがサルコジ支持を明確に打ち出した場合
 →バイル票が全てロワイヤルに流れ、残った票が2:1でロワイヤルに流れると仮定
 →ロワイヤル:53.7% サルコジ:46.3% でロワイヤルの勝利。
僕は、フランスには国民戦線の言うことは分かるけど、政権には参画させたくないという
アレルギーがあると見ています。また、現在のシラク大統領が右派なので、
次は左派かなという気分がちょっとはあるかなとも思います。よって、バイル票は
左派寄りに、残った票は半分ずつという予想を立てました。
しかし、ここで支持を明確にすると「お前の思う通りにはさせん!」が発動して、
逆転すると考えました。数字遊びですけど、何となくそれっぽい数字が出ちゃったので、
ついつい書いてしまいました。
ル ’ー’リ「あんまり参考にしないで下さい」
(桃のこの発言便利だわ。でも、これに甘えてないで、もっとしっかりした分析が
 したいし、その為の情報も集めたいけど、金と暇がない・・・・)