訃報

トルクメニスタンニヤゾフ大統領が亡くなりました。
リアル・パタリロとして、ネタ的に重宝していた人材なだけに、僕は惜しい人を亡くしたと思います。
(独裁で被害を受けている人には申し訳ないですが、遠くから見てる分には)
トルクメニスタンという国は、中央アジアに属する旧ソ連だった国で、最近では天然ガスの採掘や
パイプラインの通過などで、国としては安定した経済状況にありました。
この地域は、ソ連崩壊後の混乱・民族主義イスラム原理主義の台頭・政治混乱がありまして、
そういった中では強いリーダーシップが必要だったというのが僕の見解です。
彼はまあ・・・・・・パロディな要素も強いのですが。
彼の死後、政治が混乱するかもしれません。案外、死後に「やっぱり彼の方が良かった」となるかも。
(チトーなんかもそうですが、強権でまとめられる人が亡くなると、後が大変ですからね。
  生きているうちに軟着陸させられるようにできたら、独裁者としては一級品。
  スペインのフランコみたく、死後は王に権力返すなんてのは、いい判断だったと思います)


最近では、中央アジアに復活したロシアが影響力を及ぼそうとしていましたし、
欧米とロシアを天秤にかけてやりたい放題やれそうなニヤゾフが、プーチンに、最近流行のアレを
されたと考えたら面白いのですけどね(勝手な妄想)。
「心停止」が死因なので・・・・・・「Death Note」がどっかに落ちた??
(あったら、くれ! 使いたい案件が山程あるので!!)


彼の業績(Wikiより引用)
・首都と大学を除く図書館の廃止:「田舎の人はどちらにしても字が読めないのだから」という見解による
・首都を除く地方の病院を閉鎖:「ちゃんとした医師は首都にいる。病人は首都に行けばよい」という見解による
・女性の金歯を禁止:「女性には金歯が似合わない」という見解による
・全ての閣僚、地方行政府長官、軍人などにベンツの新車が支給:「前年支給されたベンツは補佐官などに譲れば良い」
・コンサートやテレビなどのみならず、結婚式などでも口パクで歌うことを禁止
 :「歌や音楽の発展に負の効果をもたらす」という見解による→ハロプロにも適用せよ!!
・若者のヒゲを禁止:「見苦しい」という見解による
ニヤゾフ大統領の著書「ルーフナーマ」(Ruhnama)は国民必読の書とされ、クルアーンと同等
・首都ではほぼ50メートルごとに、ニヤゾフ大統領の肖像や銅像が設置されている:太陽を向かって指さしながら回転する
・首都とニヤゾフ大統領の故郷のキプチャク村までの15キロメートル間は6車線の高速道路が整備されている:利用者は皆無
・キプチャク村には黄金のニヤゾフ大統領家族像やホテルが建設されている:利用者は皆無
ニヤゾフ大統領がカツラをかぶっていることを報道することもタブーである→日本だって、朝8時からのオグ○・・・・
トルクメニスタン国内では煙草は禁止:ニヤゾフ大統領はガン手術を受けており、禁煙中のため
 →ハロプロにも適用せよ!!
・8月15日をメロンの日に制定:ニヤゾフ大統領の大好物はメロンである→ハロプロにも適用せよ!!
・テレビのニュースキャスターの化粧禁止:「男なのか女なのか分からない」という苦情による
ニヤゾフブランドの商品が売られている:牛乳、乳製品のような生活必需品から酒や服に至るまで何でも有る