Thanks!

レポではなく感想です。レポは次見た時に書きましょう。
「進化の季節」というテーマ通り、進化した姿を拝めました。
ただ、誤解を与えそうな表現ですが、進化したのは、松浦亜弥ではなく舞台の方かと。
松浦亜弥、彼女は数年前からあのレベルに達していました。
NHKでやっていた音楽番組で、彼女は生演奏で堂々と歌っていて、僕はそれを見て
早くコンサートで実現して欲しいと思ったものでした。やっと実現です。
松浦亜弥に、ステージパフォーマンスがようやく追いついたのです。僕はそう見ています。
松浦亜弥という人は、数年前からそのレベルにいたのに、ずっとカラオケコンサで変わり映えせず、
たまにモチベーションが下がっているように感じたこともありました(逆に言えば、いい時はまさに
感動的にいいコンサートになります。贔屓目なしにそう思いました)。本当に、やっっっっっっっと
松浦亜弥を生かせる(本人のやる気も最高潮)舞台を用意できた、本当に長かった・・・・・。
 前回のコンサートでは、ストリングスが加わって生演奏でのパフォーマンスを披露しましたが、
それでも前回のコンサートは「アイドルのコンサート」です。今回は、僕が好きなディナーショー
(マイナス握手会)をあのステージ全体でやってのけた、ショーがそこにあったと思います。
オドリとかヲタ芸好きな人泣かせですが、
それでいいです。見たいものがやっと見られました。あそこに足りないものは、(GAMでの)ゲストと
ダンサー(プロの)くらいでしょうか。あくまでも希望ですが、
 アイドル的な部分→ダンサブルなパート→生演奏→全ての合体
こんな展開があれば面白いですね。あとは、今回は鍵盤ハーモニカ
(ピアニカはヤマハの、メロディオンはカワイの商品ね)
とタンバリンの演奏だけでしたが、ギターかピアノの弾き語りとかがあってもいいかな(進化する意味では)。
これで本人が作詞できれば、さらに面白いことになるでしょう。アイドルからアーティストへ昇華できます。
(今でもアイドルを残しながらも、完全な歌手ですけどね) つんく♂離れすら可能になります。
まあ、しばらくはそれは願いませんが(もうちょっと、ハロのアイドルとしてヲタと遊んでいてね)。
つんく♂には、ハードルが高いプロデュース対象だと思いますよ。下手な曲与えると、
彼女の実力を引き出せないことになるのですからねえ。彼女の実力が理解できる以上、
曲のせいにされてしまいまっせ。
 もしかしたら、前回 从‘ 。‘从「事務所の偉い人にお願いして、やっと実現しました」と言っていたように、
今回のコンサートの生演奏の組み方などは、本人の希望が強かったのかもしれませんね。そうであって欲しいです。
そうならば、松浦亜弥の進化は、精神的な部分で顕著になったわけですから。本人は、そろそろアイドルという自分を
否定というか、より高めて発展的解消させたいようにも見えますし、コンサートのセットリストや
舞台構成に口を挟んで成功させているならば、かなり歓迎したいことです。自分の足で歩く
(他者からのプロデュースを必要としない)
アーティスト・松浦亜弥が誕生するならば、長年見ていた一ヲタとしては落涙もんっすよ。そこまで進化して!!
 褒めまくってますが、少し気になった部分も。生演奏中心になって、アレンジを自在に変えられるために
目立たなくなりましたが、以前は武器であったハイトーンのパートが、今は逆に弱みになっているのでは
ないでしょうか。高音部のところは、喉声で歌っていると思います。
よく「腹から声を出す」という、声帯に負担をあまりかけず、
よく通る声を出す発声法があり、ボイストレーニングなどではそこから練習するのですが、
それはかなりできています。
しかし、男だけでなく、女の子だって声変わりはするんです。6年前に出せた高音が、今でも出るとは限りません。
以前は高音部は「ぴーーーん」とストリングスを弾いたような、素晴らしい響きを出していました。最近はそれが
できなくなってきたように思います。やや潰れたような音になっています。その分、低音部の声の通りが格段に良く
なりました。成長による声域の変化だと思います
(喫煙で喉痛めたとは思いたくないし、やってないと思いますので)。
 それと、「Thanks!」でのビデオ競演で、やはり美貴様に声で負けているような気もしました。
声量の問題ではなく、
あの音域ではミキティの方が強いことと、ミキティの声の方が特徴が出易いことによります。本来2人のパートを
あやや1人で歌ったのですが、少し押しが弱く感じました。ちょっと別の曲かな。美貴様だって進化してますし、
ごまっとう時代よりも歌い方が上手くなっていておかしくないわけですからねえ。
フットサルで肺活量アップしたかも。
(それに比べりゃ、ゴルフじゃちょっと体力つかないっすよ。仕事は否定せんけどね)
東京公演では、是非とも藤本美貴ゲスト出演希望!! GAMだけじゃないですよ。ごまっとうだってありますし、
他人のですが「DEF.DIVA」の他パートを務めてもいいかな。
 ヲタ泣かせと書きました。僕はこういう形の進化(しかも現在進行形の過渡期でしょ)はアリだと思います。
しかし、セットリスト見ても、曲数を数えても、ノリに来た人には文句が出るでしょう。
アレンジが思いっきり変わってますし、いい意味でも悪い意味でもハロ紺っぽくありません。
超拡大版ディナーショーでして、その雰囲気が嫌な人には耐え難いコンサートだったのではないでしょうか。
ヲタ的には、まだ「あやや」でいて欲しい部分もありますし、僕もその気分はあります。難しいとは思いますが、
どうせセットリストを変えて昼夜別なことをするのなら、
「昼はあややのアイドルコンサートでーす! 夜は生演奏の松浦亜弥のショーでございます」
という使い分けやってもいいかもしれません。これなら「ノリに来た! オドリに来た! 打ちに来た!」は昼に、
「歌を聴きに来た」は夜に、両方見たけりゃ2つ見る、という住み分けができると思います。
もし関係者(本人はないだろうなあ)見てたら、次回検討してみては??
(松浦さんの負担はすごくなりそうですが・・・・。昼夜で別な演出を使い分けるわけですしねえ)
 さて、今後ですが、僕の想像していた松浦亜弥を最大限に生かすステージに、今回かなり近づき、
あとは枝葉末節を変えるくらいしか思いつきません。この上にさらに進化するのならば、どうなるのでしょうね。
ヲタの想像を超えて進化していけば最高です。さて、それはどんなステージになるのでしょうか。
松浦亜弥という歌手が、今回のコンサートにもまだ満足せず、さらに上のものを目指し続ける
貪欲さを持っていて欲しいです。もっと高く!!