イタリア人の視点

オステリア ガウタンテに行った時に、イタリア人が日本人と仲間連れで来てまして、
ワールドカップについて声高に語ってました。いやでも聞こえるので、勝手に紹介します。
あくまでも、日本在住で日本語を話す1人のイタリア人の見解です。


【決勝戦ジダンの頭突きについて】
「日本のマスコミは、よく調べもしないでジダンをヒーローにしている。彼が今までどれくらい
 短気を起こして退場になったのか、知っているのか!?」
マテラッツィのマークは当たり前。ウクライナ戦でも、シェフチェンコにイタリアは激しく
 マークした。シェフチェンコも相当イライラしてたけど、でも彼はあんなことはしない」
「決勝戦をする前に、MVPが決まっているのがおかしい。FIFAはMVPのジダン
 盛り上げるため、イタリアには勝って欲しくないようだった。プラティーニはフランス人だし」


【ワールドカップ、その他の試合について】
「ドイツは強かった。事実上の決勝戦は、イタリア対ドイツ」
ウクライナ戦は楽だった」
「オーストラリア戦は、(オーストラリアの)ヒディンク監督がやってくることは分かった。
 イタリアはディフェンスに専念した」
「日本はオーストラリアには勝てた。ヒディンクのやってくることは分かるわけだから」
「フランス対スペインは、スペインに勝って欲しかった」
「(ワールドカップより前)チェコ戦でもネドベドを抑えて勝った」


セリエA八百長問題】
一言も触れず(笑)。


上で書いた通り、一イタリア人がレストランで声高に話していた内容ですんで、
(僕の記憶違いも含めて)資料にはなりえない内容ですが、優勝国民の意見を生で聞いて
「こやつらはそう思っているのか」てな感じで記録しました。


なお、2時間程後に入った人の情報によると、その時間にもまだいたそうです。
「日本人は自己主張しない。こういう話をしてると、イタリアなら『ちょっといいか』
 と言って話に割り込んでくるのがいる。日本では今まで一回も見たことがない」
悪い!行って良かったんなら、行ってた!!