義経・ツッコミどころ満載

 先週は、びわ湖会館でハロプロパーティ千秋楽を見ていたため、日曜夜8時の番組は
録画でした。んで、再放送があることと、「A」の最期を看取るため、「義経」は録らず、
今日の13時からの再放送を見ました。なもんで、6日遅れのツッコミ。
ごっちん
川*´Д`川「能子だぽ。ママ上、パパは平清盛だから、あたしは平家さんに着いて行くぽ」
前回出た時と同じくらいのセリフ量。京都いても居場所はなさそうだから、
平家に着いていくのもいいけど、あっち行っても居場所はないような・・・・。
それと、ごっちんのセリフは勝手にごっちん風語に変換してます。平家さん、とは言ってません。
こう書くと、まるでハロプロやめて、三重でインディースやりそうなので。
(*´Д`)「それは平家みちよさんだぽ!」


宇治川の合戦
 小栗旬クン演じる梶原景季は名馬メジロパーマー「摺墨」(するすみ)に乗り、
同じく名馬ビワハヤヒデ「生境」(いけづき)に乗る佐々木四郎高綱と、
先陣争いをする名場面
・・・・・はなかったわけね。ふざけんな!彼の最大の見せ場だろうが!!
矢口がどんなに悲しんだことか
その他にも、宇治川の流れが速いこと、渡る為の橋が壊されていたこと、川にも杭や縄が
張られ馬が乗り入れられないようにしていたこと、義経は障害を撤去して騎馬で渡河させる一方
決死隊を募り橋桁から敵陣に矢を射かけたこと、全部省略されましたな。
本体と搦手の話をすくらいなら、合戦の戦術も描こうよ。じゃないと、義経の戦いが
理解されないじゃん。


・一条邸を訪ねる義経
 甲冑姿かい!それじゃDQNだって!!
仮にも身分の上の人を訪ねる場合、仕事帰りだとしても、ちゃんと正装してから来るでしょ。
甲冑姿で公家んとこ行ったら、あんた、木曽義仲と変わらないぞ。


・騎馬武者
 敵と遭遇した時にさ、背中に矢が随分残っているんだからさ、弓を使おうよ。
何を好き好んで、大将が太刀持って白兵戦演じなければならないわけ?
それと、なんか刀が真っ直ぐ過ぎる気がします。当時の刀は、刃を上にして腰に挿す「打刀」
ではなく、刃を下にして吊す「太刀」であり、馬上で安定を保つために、根本の方から
大きく曲がる「腰折れ」だったはずです。なんか、戦国時代の「先折れ」の刀に見えて
仕方がなかったのですが。


木曽義仲さん
 番組ではないのですが、地元の方で「扱いがひどすぎる」という声があったそうです。
ネタ元の記事は消えてましたが。まあ、ステレオタイプな義仲像だとは思いました。
今後意外な義仲を作るには、
1.田舎者ゆえに京都の作法に合わず苦しむ義仲(初級)
2.実はちゃんとしてたのに、排除するために悪評を流された義仲(中級)
3.新しい時代を作るため、あえて京都に木曽風を持ち込んだ義仲(上級)
4.古い京都をぶち壊そうとする、蒼天の董卓な義仲(??)
てなとこでしょうか。