2005-10-30 米軍再編問題 時事 さらっとだけ。かつて自衛隊は、米軍の補完部隊と位置づけられていました。 今も基本的には変わっていません。しかし、かつては戦術上の補完部隊 (対潜特化や基地警護)だったのに対し、今後は戦略上の補完部隊 (極東全体の安全保障や全軍に対する兵站警備)となるでしょうね*1。 その位置づけの善し悪しは置いて、日米両政府がこのように足並みを 揃えていることは頭に入れて置いた方がいいでしょうね。 賛成するにせよ、反対するにせよ、許容するにせよ。 *1:日本に対するアメリカの信頼だけでなく、通信手段の発達によって全地球規模での連携が可能となったこと、自衛隊の規模が戦場での補完部隊とするには大きく高価になったこと、なども理由でしょう