戦国自衛隊1549

 1549(以後よく)来るキリスト教・・・・。てなわけで、
フランシスコ・ザビエルが来た年でありながら、一画面も関係ない、この映画を見ました
(なんのこっちゃ)。
 ネタばれにならないようにツッコミを入れます。どんなに平和ボケと言われていても、
自衛隊の人はあんなに簡単には死なないかと・・・・。いや、人数絞らないと
話が進まないのは判りますがねえ。歴史に干渉しない武器で、スタングレネード
放水機がないのが戦術的には疑問です。これならば、相手を殺さずに、撤退ができるはずです。
いや、機動隊の装備だってのもわかりますがね。
 的場一佐こと織田信長殿!火縄銃を装備しているのなら、改良くらいして下さい。
早合という弾と適量の火薬を紙で包んだものが、本物の信長は好んで使ったといいます。
それくらいはした上で、歴史よりはるかに早い椎実型銃弾や、銃口に干渉しない銃剣
(古い銃剣は、銃口を塞いでつけていた)の開発なんてやっていても良かったと思います。
 兵器ヲタなんで、こういうツッコミはまだありますが、感想としては、そこそこは
面白かったですね。福井晴敏原作で、前に見た「ローレライ」と同じく、
細かいことよりもSF的スケールのでかさで押し切ってしまえます。演技はともかく、
綾瀬はるかも良かった。演技といえば、古い日本人が、手足を交互に出す歩きを
しないように。当時はナンバ歩きで、右手と右足、左手と左足を出す歩き方なはずです。
でないと、和服はずれます。