風雲あやや城・考察

 以前予告していた、あやや城の軍事的考察をします。
現在発表されている、あやや城の形はこんなとこです。

・石垣がマシュマロ
・外堀がイルカさんがいる、海辺
・内堀がお酢 その中にネッシー
・門には、やぐっつぁんが苦手な、パン食い競争のパンが
ぶら下がっている。
天守閣にシャチホコがびっしり
・お城の中は、1階から3階までがジェットコースター。
 4階はラーメン屋さんみたいに、壁に有名人のサインが
びっしり。
・5階は風水部屋。
・お城の庭園には、あやの大仏とハイジのちょ〜長〜い
ブランコがある。
・兵士部隊はドリアン部隊と牛乳部隊がある。    
ヒラリー・ダフさんの意見により、屋根は赤。
ムイムイ(虫)よけにもなる。
・恋が実るラブラブ橋と、別れてしまうグッバイ橋がある。
・時代劇のいいとこばかりをとった、時代流という剣術が
ある。印籠を出したり、銭形平次みたいにお金を投げたり

まず(左脳)クン、この城に軍事的価値はありますか?
(左脳)ある
!!?? あるの? こんな変な城に??
(左脳)庭園がある、これは城郭としては、大砲が攻城兵器として使用されるようになった以降に
   見られる特徴である。本来城は、後堅固といって、本丸は川や崖を背後に背負い、
   そこからの敵侵入を阻止していた。
   しかし大砲が使用されるようになると、その要害を飛び越えて砲撃されるようになった。
   そこで、城の外側に広い庭園を造り、防御戦時はそこを出丸として使用し、庭園を大きさを利用して
   大砲を射程外に置いた。
   要は、庭園がある城は、大砲対策のため造りが大きいといえる。造りが大きければ、そこに兵を
   集結させたり、物資を集積させて使用できる。軍事的に見れば、いい空き地として利用できる。

空き地・・・・・。で、防御施設としてはどうなんですか?
(左脳)堀が2重になっていて、しかも広い。これだけで、中世の戦いなら十分だろう。
でも、石垣はマシュマロだよ・・・。
(左脳)この城は海辺にある設定である。外堀の水は海水をそのまま利用しているだろう。
   本来なら、水辺に石垣を積みその上に土塁を積む「腰巻き型」が望ましいが、マシュマロでは不可能だ。
   よって、水辺に土塁、その上に石垣の「鉢巻き型」を提案する。これならば、マシュマロ部分が崩れても、
   土塁で防御ができる。さらにいえば、大砲のある戦場で標的になりやすい高い石垣を、
   瞬時に低い土塁に変更できる利点がある。

絵コンテ描くとしたら、どうする?
(左脳)まずは城の構造、縄張りを確定することだ。参考とするのは、高松城が良いと考える。
ああ、香川県の方だよね。備中高松城じゃないよね。
(左脳)香川の方ので正解。で、庭園は外堀の外に置こう。
どうして?
(左脳)天守は、後ろ堅固の鉄則から海側に置くことになる。
   そうすると出丸を兼ねる庭園は、攻撃正面あるいは敵攻撃軍に横撃をかけられる位置に置くのが良い。

ところで、(左脳)がこの城を攻略するとしたら、どう攻める?
(左脳)時代背景、使用兵器、目的、彼我の戦力比や国力が不明で何ともいえない。
   あえて言うなら、手紙を書いて開城を促す。

・・・・軍オタのくせに、随分平和的だね?
(左脳)無用の戦はしない。金の無駄だ。目的が開城なら、外交で解決するのが一番。
   必要なら相手の要望も飲んでやれ。これが現実主義ってものだ。

・・・・
とりあえず参考にして、絵コンテ描いてみるわ。ところで、政治的には意味あると思います?
(左脳)バブルの頃のテーマパークや、江戸時代の築城で「うちの殿様は馬鹿で、
   こんなとんでもない城作りました。謀反なんて、頭悪いから無理です」という主張用なら意味がある。
   とりあえず、「穴を掘って、また埋める」だけの公共事業でも経済効果が生まれるというのが
   『ケインズ経済』だから、領民を食わせるという意味はある。

・・・・収集つかなくなりそうだ・・・・。今日はこの辺で。